関東三大祭りのひとつとしても有名

川越氷川祭は、埼玉県川越市の川越氷川神社で行われている祭礼で、毎年10月の第3日曜日とその前日の土曜日との2日間に開催されています。川越氷川祭は一般的には、「川越まつり」として親しまれています。川越祭りは、茨城県の常陸國總社宮大祭・千葉県の佐原の大祭とともに関東三大祭りのひとつとして数えられています。川越氷川祭は国の重要無形民俗文化財に指定されている、360年もの歴史を持つお祭りです。毎年、お祭りには大勢の観光客も訪れ、2日間で約80万人以上もの人が集まります。川越氷川祭は関東では少ないといわれる山車のお祭りで、山車の曳き回しと舞台での囃子の演奏を見ることができます。川越氷川祭では、29台の山車が参加し、そのほとんどが三層構造になっています。山車の中には、江戸時代末期に作られたと思われるものもあります。川越氷川祭で使われる山車のうち、10台の山車は、大正以前に作られたもので、それらは埼玉県の有形民俗文化財として登録されている貴重なものです。山車と山車とが向かい合わせになることを「曳っかわせ」といいますが、この川越氷川祭では、夜の曳っかわせが一番盛り上がるといわれます。このほかにも、囃子連の中にも無形民俗文化財に指定されているものがいくつかあります。川越氷川祭の山車曳行では、主に曳き手である町方をはじめ、職方、そして囃子方とで構成されているのが一般的です。そして、山車は町方の「ソーレ」という掛け声に合わせて動きます。川越氷川祭はまさに歴史を感じさせてくれる伝統的なお祭りです。